AXCR 2026 ・ THAILAND ・ LIVE FROM THE FIELD

TEAM
MUSASHI

「日本のライダーが世界へ挑む道を、細くてもいいから開け続けたい」。
その想いが、3人のライダーをタイの大地へ送り出します。ダカールを知る監督・池町佳生と、彼が選んだ異端の3人。目指すのは、優勝カップを、もう一つ並べることです。

DAY 0 8.05
今日の1枚
Instagramに上がった写真が、
毎日ここに自動で切り替わります。
3
Riders
1
Legend Director
8.10–15
Race Week
THA
Pattaya → Phitsanulok
The Team

WHY WE RIDE

昨年のAXCRで総合優勝を果たしたレジェンド・池町佳生を監督に、まるで経歴のそろわない3人のライダーが集まりました。エンデューロの頂点に立った男、ハードエンデューロの怪童、そして監督の盟友である大ベテラン。共通点は、ただ一つ ── 本気であること、それだけです。

「コンペティションとしてのラリーの面白さを、今の日本のライダーに伝えたい」

監督の池町が言うには「ラリーは、総合的な実力が試される大人のスポーツ」。コマ図(ルートマップ)を読み、トリップメーターと勘を頼りに、ラリーのトラップをかいくぐる。立っている警官の道案内すら当てにならない世界で、3人は長い長い距離を走り切ります。

Title Sponsor

株式会社ムサシ

兵庫県加古川市。センサーライト・園芸用品のメーカーで、カンパニースローガンは 「自然とたたかう」です。

「日本のライダーが世界へ通じる道を、細くてもいいから開け続けておきたい」── 岡本篤代表の情熱が、このチームを丸ごと支えています。社員のみなさんもサポート隊として現地へ。ラリーは“超過酷な海外研修”の場でもあります。

Our Goal
監督が手にしたものと同じ“優勝カップ”を、その隣に並べる。
The Riders

THE OUTLIERS

TEAM SHOT ・ 集合
監督+3人の集合カット
TEAM MUSASHI 集合
Motocross/Enduro Elite
走りショット
釘村 忠 走り
PHOTO
釘村 忠
Rider / 最速スプリンター
釘村 忠KUGIMURA TADASHI
42
ISDE 日本人唯一の金 2019 ポルトガル大会 グリズリー代表
「まずはラリーを楽しみ、怪我せず完走して、結果的に勝つことを目指したい」
エンデューロ世界最高峰ISDEで日本人唯一のゴールドメダルを獲得した実力者です。「彼に足りないのはラリーの経験だけ」と監督も認める、圧倒的なテクニックの持ち主。順当ならチーム内最速のスプリンターです。
Young Hard Enduro Rider
走りショット
大津 崇博 走り
PHOTO
大津 崇博
Rider / 怪童
大津 崇博OTSU TAKAHIRO
25
チーム最年少 ハードエンデューロ出身 監督が惚れた素質
「いつものガムシャラな走りをやめて、ちゃんと落ち着いてゴールまで行けるようにしたい」
過酷なセクションを走破するハードエンデューロの怪童。監督が17、18歳の頃から一目置いていたと言うポテンシャルの塊です。未知の競技へ、若さと冷静さを両立させて挑みます。
Legendary Ralliest
走りショット
岡本 薫 走り
PHOTO
岡本 薫
Rider / ザ・ベテラン
岡本 薫OKAMOTO KAORU
57
監督の盟友 大ベテラン 合宿で唯一の完全走破
「けっこうな歳になるが、今年も上位を目指して頑張れるんだというところを見せたい」
監督と19歳の頃からの付き合いというチームの精神的支柱です。「自分にはラリーの方が向いている」と語るとおり、国内では負け知らず。年齢を感じさせない走りで上位を狙います。
Dakar Finisher
走りショット
池町 佳生 走り
PHOTO
池町 佳生
Director / 監督
池町 佳生IKEMACHI YOSHIO ・ ダカールレジェンド
AXCR 前年 総合優勝 ダカールラリー完走 日本屈指のラリースト "世界のイケマチ"
「ラリーという競技は、総合的な実力が試される大人のスポーツ。その面白さを、今の日本のライダーに伝えたい」
数々の海外ラリーを渡り歩いてきたレジェンドです。異色の経歴を持つ3人に白羽の矢を立て、日本代表チームを率います。合宿では“罠コマ図”を仕込み、教え子たちを容赦なく鍛え上げました。
From the Launch

VOICES

株式会社ムサシ 代表 ・ 岡本 篤

冠スポンサー就任の背景

「我々がAXCRのタイトルを引き受けた理由は、大きく3つあります」。発表会で岡本代表は、そう切り出しました。

① アジアへの布石。センサーライトと園芸製品のメーカーとして、11年前の就任以来ずっと描いてきたアジア展開。その加速装置として、東南アジアを舞台とするAXCRに着目しました。

② 池町という生き方への共感。地元で活動する世界的ラリーストと出会い、レースや沢登りをともにするなかで感じたこと。「一芸は万芸に通じる。スポーツが人を育てるとはこういうことか、というモデルケースが池町さんでした」。

③ 世界へ続く道を残す。2019年にはISDE(インターナショナル・シックス・デイズ・エンデューロ)日本代表のスポンサーも務めた同社。「日本のライダーが世界に通じる道が、どんどん細くなっています。安定して開催され、参加負担も大きすぎないAXCRで、その道を開け続けておきたいのです」。

「日本人ライダーが世界へ挑戦できる道を、細くてもいいから、ずっと開け続けておきたいのです」

TEAM MUSASHI 監督 ・ 池町 佳生

なぜ、この3人なのか

「ラリーは、子供にはできません。大人でも、大人しくてはできない。総合力が試される競技です」。昨年チーム・個人ともに優勝し、一区切りと思っていた矢先の、監督就任でした。日本に“コンペティションとしてのラリー”を広めたい ── その想いで、監督は3人を選びます。

岡本 薫。「私が19歳のとき、四国のラリーで知り合った大ベテランです。海外ラリーを先輩として引っ張れるのは、彼しかいませんでした」。

釘村 忠。「日本人でただ一人、ISDEの金メダルを持つ圧倒的なテクニック。足りないのはラリーの経験値だけ。だからこそ、走ってほしかった」。

大津 崇博。「まだ25歳。18歳で走りを見たときから、一目置いていました。私自身も22歳で初めて海外へ出た。若いうちに、海外ラリーを経験してほしい」。

キャラクターの違う3人が、合わさって一つのチームになる。「バランスは取れています。頂点を期待して、監督として頑張ります」。

Daily

FIELD REPORT

8/5 のメイン写真
8/5 現地合流

最初の“敵”は、砂でも岩でもなく ── 台風でした。

7月末に到着するはずだったコンテナが、台風の影響で遅れ、タイ入りは本番直前にずれ込みました。その中に積まれているのは、ライダーたちのマシンと、6日間を戦い抜くための機材一式です。TEAM MUSASHIのタイ遠征は、届いた荷物を迎える段取りに追われる一日となりました。

港ではなく、ヤードで開ける

コンテナは港では開けられず、いったんヤード(倉庫)へ出してから中身を取り出す決まりになっています。そこでマシンを下ろし、バラして車検へと回していく。オフィシャルからは「5日の朝から倉庫に入れる」と連絡が来ていたものの、実際に入れるかどうかは現地で確認しないと分からない ── ラリーの現場は、こうした一つひとつの確認の積み重ねです。荷物の本搬入は、7日金曜の午前。トラックでヤードから運び込み、そこから車検へと進めていく計画です。8月5日はひとまずバイクだけを引き取り、少しの荷物を同乗車に載せて持ち帰って、残りはヤードに預けたまま。

静かに動き出すパドック

現地で頭を悩ませたのが、整備エリアの割り当てでした。以前まで使っていたホテルの一角は、整備禁止に。今年は隣接する広場の一部を確保する方向で調整が進んでいる模様。マシンを見られたくないメーカー勢は、同じホテルには泊まらず、別の場所で整備するとのこと。そんな駆け引きも含めて、パドックはもう静かに動き始めています。派手なアクションは、まだ何もないのですが、それでも、段取りと場所取り、そして天候をにらんだこの一日の積み重ねが、6日間の結果にどう影響してくるのでしょうか。

競技前の受付・車検。ここを終えれば、いよいよ戦いが始まる。当日の様子を、写真とともに2,000〜3,000字でお届けします。

日々のステージ結果・トラブル・ドラマを、現場から毎日お届けします。各日1本、しっかり読み応えのあるレポートで。

※ 大会期間中、毎日1本ずつレポートを追加します(最新が一番上・開いた状態)。見出しをタップで開閉できます。
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ABOUT AXCR

アジアクロスカントリーラリー(AXCR)は、タイを起点にアジア各国を舞台として毎年開催される国際ラリー。市販車ベースの車両で未舗装路や大自然を走破する、アジア最大級のクロスカントリーラリーです。

2026年は 第31回 Musashi アジアクロスカントリーラリー2026 として、8月10日〜15日、タイ・パタヤからピッサヌロークまで 約2,000km を戦います。カテゴリーは四輪の AUTO と二輪の MOTO

そして大会名の冠「Musashi」も、TEAM MUSASHI を支える株式会社ムサシ。チームは、自らの名を掲げた大会に、その名を背負って挑みます。

TEAM MUSASHI の挑戦

AXCR 公式サイト →
第31回
2026 大会
8.10–15
会期(6日間)
約2,000km
総走行距離
AUTO・MOTO
カテゴリー
Route

ROAD BOOK

地図を読み込み中…
START前
まもなく開幕
8/9 セレモニースタート
走破済みこれから
パタヤ
全6LEG ・ 約2,000km ・ タイ王国
8月8日SAT
AUTO予備車検、ブリーフィング(日本語)、ウエルカムパーティー
8月9日SUN
車検、ブリーフィング、セレモニースタート
8月10日MON
LEG 1パタヤプラーチーンブリー
8月11日TUE
LEG 2プラーチーンブリーナコーンサワン
8月12日WED
LEG 3ナコーンサワンナコーンサワン
8月13日THU
LEG 4ナコーンサワンカンペーンペット
8月14日FRI
LEG 5カンペーンペットピッサヌローク
8月15日SAT
LEG 6ピッサヌロークピッサヌロークフィニッシュセレモニー・表彰式
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